OpenAIがソフトバンクと急接近!?️ Qwen 2.5の新モデルにアクセスする方法も解説✨

深刻な「ディープシーク騒動」にも動じることなく、OpenAIは史上最大の資金調達を目指してソフトバンクと交渉中との報道が浮上!さらに、Geminiの新機能やAlibabaの最新AI「Qwen 2.5」の使い方を徹底解説します。オープンソース勢の台頭や5つの生産性向上ツールの紹介など、4分で押さえるAI最前線ニュースをお見逃しなく。

⏱️ 読了目安時間:4分以内

誰も「保留音」を聴き続けるのは好きではありませんよね?しかし、オンライン検索がアップグレードされつつある今、その問題が根本的に解消されるかもしれません。そして、今週のDeepSeek騒動にもめげず、OpenAIはこれまでで最大となる可能性のある資金調達を進めています。

🔍 今日のインサイト

  1. 今日のAIニュース:OpenAI × ソフトバンク、そしてGeminiの新機能

  2. チュートリアル:Qwen 2.5へのアクセス方法

  3. フロンティア:オープンソーススタートアップたちがDeepSeekに挑む

  4. ニュース、ミーム、SNSのトレンドなど

🤖 今日のAIニュース

「Ask for Me」を使えば、AIがあなたの代わりに電話をかけてくれます
出典:Alphabet

1. OpenAIが史上最大の投資家を迎える可能性⁉️

Microsoftの次はどこか?という問いに対して、日本の投資大手ソフトバンクが「ChatGPTの開発元であるOpenAIに最大250億ドル(約3.7兆円)を投資する可能性がある」との報道が浮上しました。両社はすでに、米国史上最大のAIインフラ構築計画「Stargate」で協力関係にあります。これによって、OpenAIの次の資金調達額は400億ドル(約6兆円)となり、評価額は3,400億ドル(約50兆円)に上る可能性があるとされます。
ソース:https://www.wsj.com/tech/ai/openaiin-talks-for-huge-investment-round-valuing-it-up-to-300-billion-2a2d4327

今週のOpenAI関連ニュースはこれだけではありません:

  • ワシントンで政府関係者と会談したSam Altman氏は、OpenAIのモデルを全米の国立研究所に所属する15,000人の一流科学者へ提供する計画を示しました。

  • 研究者たちは核安全保障から基礎物理学、病気の治療法開発に至るまで、「o1」モデルを活用できるようになる見込み。その代わり、OpenAIはロスアラモス国立研究所の超大型スーパーコンピュータ「Venado」を使う権利を得られるようです。

  • 最後のヒント:CPO(最高プロダクト責任者)Kevin Weil氏いわく、「すでに存在するどのモデルよりも飛び抜けた、新しいモデルを近いうちに発表する」とのこと。

OpenAI's chief product officer Kevin Weil: "we have a new model coming soon that is head and shoulders above anything that's out there today... the more compute you apply, the more intelligent the model is" pic.twitter.com/gRZXey21zD

— Tsarathustra (@tsarnick) January 30, 2025

2. AlphabetのAIがビジネスへの電話を代行☎️

何時間も電話の保留音を聴く必要はありません。今後はAIにスケジューリングを丸投げできるようになります。
Alphabetの「Search Labs」から登場した実験機能「Ask for Me」は、ローカルのサロンや自動車修理工場にボイスボットが代わりに電話をかけ、希望するサービス内容に基づいた空き状況を確認してくれるとのこと。

  • さらにGemini 2.0 Flashが全ユーザー向けのデフォルトモデルとして公開され、「従来より強力なパフォーマンス」を実現するとアナウンス。

  • Geminiは瞬時にスプレッドシートをグラフ化し、データ分析も対応可能になりました。

🏫 THE AI ACADEMY

Alibabaの新AI「Qwen 2.5」を利用する方法

  1. Qwen Chatのウェブページを開きます。

  2. 「Sign in(ログイン)」をクリックし、メールアドレスやGoogleアカウントでサインインします。

  3. ログイン後、画面上部のドロップダウンメニューから「Qwen 2.5」の複数バリエーション(PlusやMaxなど)を選択できます。

  4. 使いたいバージョンを選択し、チャットボックスにプロンプトを入力するとQwen 2.5が応答してくれます。

🚀 フロンティアから

オープンソーススタートアップがDeepSeekに挑む

Mistralが発表した新モデルは大きなインパクトを持つとの噂
出典:Mistral
https://siliconangle.com/2025/01/30/mistral-ai2-release-new-open-source-llms/

DeepSeekにはすでにオープンソース勢から対抗馬が現れています。まず、シアトル拠点の非営利団体Ai2が「Tülu 3 405B」というモデルを発表。OpenAIの「GPT-4o」に匹敵する性能を持ち、DeepSeekがR1リリース前に公開した「V3」を凌駕すると言われています。

詳細:

  • R1は一部、V3をファインチューニングする形で作られた可能性があります。Ai2はDeepSeekの訓練手法を取り入れれば、Tülu 3をさらに強化できるかもしれません。

  • DeepSeekがデータの多くを非公開にしているのに対し、Tüluは完全にオープン。研究者がモデルの構築プロセスを丸ごと検証し、独自の派生モデルを作成できるのは大きなメリットです。

さらに:

  • パリ拠点のスタートアップMistralは「Mistral Small 3」をリリース。高性能なMacBookでも動作可能とされるコンパクトモデルで、Llama 3.3に近い性能をわずか3分の1のパラメータで実現。

  • 新興ラボの「Oumi」も「世界初の無条件オープンソースAIプラットフォーム」を目指し、スタンフォードやプリンストン、MITの研究者を10名以上招集。業界の囲い込みを打破する狙いです。

📰 AI & TECH NEWS

その他、今日知っておくべきこと

来シーズンのNFL審判をAIがサポート?
出典:NFL

  • 🥡 Bot AppetitGrubhubが自律走行スタートアップAvrosと提携し、米国の大学キャンパスでフードデリバリーロボが稼働予定。まずはオハイオ州立大学に100台を導入へ。

  • 🛠️ Supply Smarts:Oracleが、サプライチェーン管理を自動化するエージェントをリリース。機械の故障を通知したり、必要な部品を推奨したりできる。

  • 🦅 Civic DutyPerplexityが.govドメインを持つ公務員向けに、Perplexity Proを1年間無料提供すると発表。高度な検索能力や最新モデルを利用可能に。

  • 🪙 Bitcoin Bonus:Teslaの今期収益は、意外にもビットコイン投資で6億ドルの利益を得たことが寄与。

  • 🏈 First-Down DetectiveNFLが6台のカメラでボールがファーストダウンを越えたかを判定するAIツールを試験導入。審判の精度向上が期待される。

  • 💰 Funding:

    • 建築家やデザイナー向けAIツールを手掛けるMotifが、Alphabet傘下のVC「CapitalG」のリードでシリーズAにて4,600万ドルを調達。

    • インドのIT企業SuperOpsがシリーズCで2,500万ドルを調達し、評価額は2億ドルに。AI領域への拡大を狙う。

💡 PROMPT OF THE DAY

意外性のあるスーパーヒーロー

プロンプト例:
「私をスーパーヒーローにするとしたら、どんな能力と弱点を持っていますか?」

🔥 SOCIAL SIGNALS

今日のSNSトレンド

出典:farzyness / X

  • 💡 Your Next Startup:Y Combinatorがスタートアップへのリクエストリストを公開。セキュアなAIアプリストアからブラウザ自動化まで、多岐にわたるアイデアを提案。

From the AI breakthroughs of the last few months, a wave of new startup opportunities have been unlocked.

Here are some of the ideas we think will be especially interesting to build now: https://t.co/QCIz6DnQnN pic.twitter.com/71a4aiDhBs

— Y Combinator (@ycombinator) January 30, 2025

  • 😂 Irony Pro Max:Mark Zuckerberg氏が自身の会話内容がリークされ続けていることに「不満を抱えている」との情報が(またリークで?)浮上。

peak journalism pic.twitter.com/wW5k4iF1jU

— “paula” (@paularambles) January 30, 2025

  • 🧑‍💻 Coder’s Delight:Deepseekの各種モデルが「Cursor」で利用可能に。ホスティングは米国サーバー上だが、Cursor側によると「Claude Sonnetのほうがまだ優勢」だとか。

Deepseek models are available now in Cursor! Hosted on US servers.

While we're big fans of Deepseek, Sonnet still appears to perform much better on real-world tasks. Enjoy!

— Cursor (@cursor_ai) January 30, 2025

  • 💼 Corporate Comedy:欧州で2番目に大きい銀行Deutsche Bankが、AIトレンドを顧客に説明するためにミーム満載のスライドデッキ「25 Themes in 25 Memes」を作成。斬新すぎるアプローチに注目が集まる。

  • 📚 Fact or Fiction:非営利団体Authors Guildは、人間が執筆した書籍を証明する「証明書」を発行開始。AI生成コンテンツとの区別をつける狙いだが、Reddit上で賛否両論が起こっています

以上が今週のAIトピックスです。OpenAIがさらなる高みに登るのか、オープンソース勢がDeepSeekと競り合うのか、目が離せません。

さまざまな新機能やツールも登場しているので、アップデートを追いかけて自分の環境を最先端に保ちましょう✨

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